livres

les anormaux は、

なんか着実に前に進み、たしかに英訳は仏文と照らし合わせてゆくと、若干訳のおかしいところもあるのだが、それでもやたらと難解なところが、内容の問題ではなく日本語の構文というか構造の問題であるようなケースが多いというようなこともじょじょに分かり…

追記

ふとこの本のことを思い出した。 女と男と帝国―グローバリゼーション下の哲学・芸術作者: 丹生谷貴志出版社/メーカー: 青土社発売日: 2000/11メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (4件) を見る 家事と城砦作者: 丹生谷貴志出版社/メーカー: …

mayakovの本棚から

海からの贈物 (新潮文庫)作者: アン・モロウ・リンドバーグ,吉田健一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1967/07/24メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 58回この商品を含むブログ (67件) を見る吉田健一というのはあまり好きではない。もっとも本人の書いたもの…

午前中は

卒論の学生。事情があって(ようするにそう依頼されたので)、ガチでやっているものだから、ちょっと疲れる。しかしどうせガチでやるのなら夏休み前からやっておきたかったのだが。(いまどきはそういうことは不可能なのだ。)追い込み時に追い込めるように…

いまや世界(岩波)と月刊現代と産経新聞とを

国家の自縛作者: 佐藤優出版社/メーカー: 産経新聞出版発売日: 2005/09/01メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (51件) を見る股にかけている異能の著者。南大阪市の駅前書店では売り切れだった。京都に行ったついでに淀屋橋の地下鉄連絡道に…

グーグル

プリントが作業を再開したようだ。 http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20090183,00.htm アマゾンやランダムハウスも事業化しているし、これ以上遅れるわけにはゆかないということだろう。ハーバードの図書館とか蔵書量がしゃれにならない…

今日買ったのは

よしながふみ『愛がなくても喰ってゆけます』太田出版 おもしろい。『大奥』を読んでいるときに、あんまし図式的ではないなあと思っていたのだが、もともと「男同士のアナルセックスなどを描いて生計を立て」ていたとは。なーるほど。そういう繊細さかあ。こ…

ゼミをするために夏休み散らかり放題に散らかっていた研究室の掃除をしたら夏休みに読もうと思って図書館で借りたアーロン・グレーヴィチの『中世文化のカテゴリー』が出てきた。ああ、これ読まなきゃなあと思ってふと見ると大量にポスト・イットがはさんで…

その2

ひさしぶり(でもないか)漫画を買う。よしながふみの『大奥』と宮下英樹の『センゴク』。どちらもよくできた娯楽作品。前者はIFもので、謎の伝染病のために男性の数が女性の四分の一になってしまい、将軍も含めほとんどすべての生産活動を女性に依存するこ…

京都

にいったら少しだけ時間が余ったので本屋にいったらつい本を買ってしまった。賢いので三冊+1(古本)だけにする。ということでひさしぶりに本の紹介、つっても平積み本なので紹介なんかいらないっちゃあ、いらないのだけれど。(勉強がらみでない本は久し…

このところ

id:temjinusさんがDiamondのGuns, Germs and Steelを英仏両語で読んでいてふーん面白そうだなあと思っていたのだが、とあるサイト(http://jn-jn.txt-nifty.com/fixing_a_hole/2005/10/post_d86f.html#more)によるとクリントンもどうやら1999年には読んでい…

トルコ

EU加盟に向けての協議開始。ついにきたか。オーストリアの反対を押し切ったようだ。ただし外にはアルメニア人のデモ隊も。ドイツは国民の大多数が、イギリスでも過半数が加盟には反対という状況。住民投票をすればおそらくは否決ということになるだろう。に…

阪神の

優勝も知らなかったぐらいだから、世の中の出来事など何も知らないはずで、電車の中吊りで「ピンク野武士」という単語を見て「?」となったおれはmayakovにそれを教えてもらった。今回当選した人(女性)らしいのだが、下の名前がのぶ子で、なぜかオールバッ…

林周二の

『流通革命』を読んでいたら、 女性の身体の線や脚の線がキレイになったのはスポーツの普及だけでなく、ふすまの開け閉じに「小笠原流」を強制されることがなくなったことの影響も大きい。冷蔵庫のドアはペダルを踏めば足であけられる。 あぁー、ペダルのつ…

買わせて

いただきました、よっ!幻想の性 衰弱する身体―性医学の呪縛を超えるには作者: 斎藤光出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2005/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る京都の口さがない童のあいだでは、「サイトウさんは…

GOOD JOB!

いただいた本 ナチス・ドイツの有機農業―「自然との共生」が生んだ「民族の絶滅」 (KASHIWA学術ライブラリー)作者: 藤原辰史出版社/メーカー: 柏書房発売日: 2005/02/01メディア: 単行本 クリック: 67回この商品を含むブログ (15件) を見るが届く。 もちろん…

めも

http://d.hatena.ne.jp/nopiko/20050206 par KISHI-don きしどんの研究会に顔を出すようになって、叔父や祖父がどういうふうに働いていたのか、ときどきに耳にしていた飯場という場所がどういうところだったのか、なんとなくわかるようになった。おれはおじ…

ええとハッキングの

Mad travelersいつまでたっても出ないなあ。 また早川が版権とってるのだろうか。多少切れ味は鈍っているようにも思いますが、そのぶん読み物としては面白くかけているように思います。Mad Travelers: Reflections on the Reality of Transient Mental Illne…

グラスゴーの

ひかるさーんとしょこさーん、ありがとおーー。とどいたよー。 ** Rosanvallonひとまず終了。残った分は来週解説しておわり。3回生への卒論の発表もあるし。英語など読むのは、いったい何年ぶりであったろう、1950生まれの社会人学生のおふたりも、外国語…

コンピュータが

壊れたので、修理に出しに行く。なんか心斎橋のあたりをすこしうろつくが、ちょっともう溶け込めない。アセンスできしどんをフィーチャーした新書を買って順番待ちのあいだに少し読む。なんか知り合いがテレビに出たときのような嬉し恥ずかしい感じ。自由と…

もうこの大学は

閉鎖になるので、センター試験はやってない。組合でちょっとひと揉めありそうなので、なるべく着地できるようにその準備。それに授業の準備も。 しかし勉強というか研究するときに体力って大事で、何時間集中できるかとか、どれぐらいの強度で集中できるか、…

は水曜。

今日はゼミ。ロザンヴァロン。がんばって読んできていた。まあ英語のテクストも、やらせればやれるものと学習。休み明けなので延長せずに終わる。 終わってから図書館で本を受け取る。頭を切り替えるために、雑誌のコーナーで少し立ち読み。新潮の1月号をぱ…

昨日学校に

行って、年末からあえて放置していたメールボックスを開ける。フィルターをくぐりぬけた意外にたくさんのジャンク・メールと(どうもMail@OSXよりもThunderbirdのほうが優秀みたいだ)さらに多くの読みたくないお仕事メール。できればこっちもフィルターかけ…

けっきょく

土・日は寝てすごす。熱があったみたいで、mayakovは一人でてんてこ舞い。ちび太は土曜はすごくしんどそうだったが、今日あたりすこしましになったようにみえるが、下痢がひどくておしりがすごいムレていて痛々しい。 夜に起きる回数が増え、mayakovはどうし…

昨晩は

ちび太が夜中に咳き込み、とても苦しそうにしはじめる。あわててタクシーを読んで市民病院に向かうが、読んだタクシーがくるころにはほぼ落ち着いて、車中ではうつらうつらし始める。なのでタクシーには引き返してもらってそのまま家に帰る。 朝になってちび…

リー・リンチン

やOggiの美香でやってくる人の多い、今日この頃。先日の発表ではしゃべり出すと止まらない+最近のややことを荒立てたい願望の強く出た発表&討議になった。面白かったけど。 風邪が治らないのに、忙しさはじょじょに加速度がついており、しかしどれもやらな…

ちゅうことで、これを書いているのは「明日」の午後なのだが、午前中の交渉は、プロにいろいろ詰められた。学校に行ったら、 Michel Foucault, Securite, territoire, populationとNaissance de la bio-politiqueが届いとった。 勉強会するぞオラ。読みたい…

なんということだ

日記を書く時間もないとは! なんでだろう。そんなに忙しいはずはないのだけれど、忙しいのかな。わからん。このあいだは、血圧が急に上がったみたいで、顔が赤くなって、めまいがしたから、過労ではないのかと指摘された。授業をしたので興奮しただけだと思…

読書

ばかだから器械体操をやってオリンピックに行こうと思っていた。まったくその才能はなかったにもかかわらず、中学の時は心の底から本気でそう思っていた。6時に始まる朝練の前、一時間早く起きて神社の階段を昇り降りしていたほどに馬鹿だった。けれどそこ…

Anthony Grafton,The Footnote

ところで、今日はなんか頭がはたらかないから、読書でもしようと思って、積読になってたGraftonのFootnoteをぼちぼち(英語はフランス語以上に語彙がないので、辞書を引き引きになってしまう)読んでいたんだけど、最初のGibbonのところで引っかかってしまっ…