lecture

やつと

おわつた・・・。40分で前回の復習をし(moraleの改善になぜ関心が向いたかをles anormauxやなんかで出てきたような話題を強調しつつ、Gerando, le visiteur du pauvreやらcaisse d'epargneやら)、50分で社会的所有について解説。頭フルに回転するのでひどく…

終わりつつある

とか書いたばっかりに、なのか、夏休みはあっさり終わっていた。 * ただし微妙な感じがするのは、本来業務にかかわることはどうやらまだ夏休みのままで・・・ええと卒論を見るのは今年で最後のはずのなのだが、最後じゃないのかしら。 * 去年までは、だい…

金曜に

おっちゃんに呼ばれて、アジア情勢はどうなるかと聞かれたと思ったら、核実験になった。そのときは地政学とやらで考えるとどう考えても剣呑だから経済的に考えてほしいもんだけど、というような話をした。 * 石油も足らないとか言ってるし、中国の手に余る…

天神茄子さんに怒られるんじゃないかと思いながら今日の夜からL'avenir d'une illusionを読んでいる。いまのところDarwin的な図式に従おうという意図が目につく。

授業の準備で遅くなって学校を出ようとすると、雨はもうやんでおり、折りたたみの傘をたたんで鞄に入れ、研究室のある二階から照明の消された階段を下りてひんやりとした廊下を歩いて外に出ると、左の方からまるでクーラーの廃熱でも出ているのかと思うほど…

やれやれ

授業すべて終了。あとは試験と採点。 講義はなんか難しかったようだ。 ゼミはles anormauxの最後二回を残した。最後の数回はフーコーもへたってきている。本にするときには消しゴムで消されてしまうようなところが、うっかり残っていたり、やっているうちに…

toujours les nanormaux

ということで月曜のles anormauxなのだが、やらせたらやるもんですね。若いってすごいなあ。 * こっちも手が抜けないのでノートをづくり。さすがにこのへんは手の内が分かってきたので勉強になんねえけどしょうがねえ。 ただ使っているソフト、Omni Outline…

les anormaux は、

やっぱ全部終わらず、半分くらい終わったところで、学生全員疲労困憊の体。すまん。 が、Foucaultを読むのは、その論理が飛躍している部分すらも、好ましい。いやむしろそのようなところに、性急に対象に迫ろうとしているなにか強引な力があって、学生になる…

Abnormal だが

一回目は俺が発表しようと言ったばかりに、朝7:00になってもまだレジュメ作っている。しかもノートをフランス語で作ってしまったので、これから英訳を見て該当箇所を写さないといけない・・・。それは勘弁してもらおうか・・・。ふたコマ目授業なんだよな・…

授業も

始まってしまった。体が元に戻らないなあ。 * ゼミは学生さんがFoucault, les anormauxを読みたいそうなので、それを読むことにしたのだが日本語訳(ちくま)は5000円以上(4800円だった。訂正)するのに、英語版Abnormalは1700円で買える。 ペイパー・バッ…

小テストの採点中

アンケートのつもりで、あなたにとって興味のあった話題はなんだという質問をしたところ、引きこもりの事例をあげる学生が多い。直前にその話をしたからだろうが、ちょっと困ってしまうのは引きこもりは(いやフリーターやニートも)、猟奇的犯罪を引き起こ…

は水曜。

今日はゼミ。ロザンヴァロン。がんばって読んできていた。まあ英語のテクストも、やらせればやれるものと学習。休み明けなので延長せずに終わる。 終わってから図書館で本を受け取る。頭を切り替えるために、雑誌のコーナーで少し立ち読み。新潮の1月号をぱ…

NBPだが、

やっと終了。最後は「あいかわらず」のRosanvallon(Capitalisme utopique)であった。なんか一周して樋口謹一編『空間の世紀』筑摩書房(マストバイ!)に戻ってきた感じ。なんかフーコーはモンテスキューのつもりだったのか、という気がしてきたよ。つまり言…

寛容論終わる。最後はうまくゆかなかった。いや最初からうまくゆかなかったのかもしれないし、途中も駄目だったかもしれない。Kantorowiczをうまく消化できなかった。無理があった。ロックのTractとEpistolaのあいだの微妙な揺れについてもうまくわかりやす…

やった!

寛容論、今日は8人。出席者一気に四倍(当社比)。8回かかってやっとLockeの寛容論を終わる。次はHenry VIIIの話を簡単にして、Pierre Bayle, Jurieuのあたりの議論を紹介する予定だが、イギリスだけで終わってしまうようなきもするなあ。とりあえずKantor…

つれづれ

ロックについて授業をして、戸惑ったのは、学生の持っている奇妙なとしかいえない「哲学」にたいするイメージだった。たしかにある種の「哲学者」にその責任の一端はないとはいえないのだが、現実にはある制度上の枠組みに過ぎない、日本語で「哲学」と呼ば…

授業で

ゼミで。社会化という言葉をめぐって どうしても保険と貯金の区別ができない。せっせと自分の未来のために貯めるのが貯金でこれは「自己責任」のお話しになる。アリとキリギリス。事故にあったり、病気になったり、冬になったら、せっせと貯めたじぶんの財産…

Toujours 寛容。今日は四人。清原の打率に負けたかも。

もひとつ補足

ほんらいの福祉国家は、あれはあれで、案外ロック的なものだともいえる。というのもドイツにおける新歴史学派とか、フランスの場合Fouilleなんかの連帯主義にせよ、基本的には財産(所有)者の範囲をいかに広げるか、逆にいうと、自己の人身や財産の所有者で…

補足:

政治と宗教の混合権力、すなわち絶対王政の批判は理論的にはロックの夜警国家の路線でやることが一番すっきりする。そのことによって自由の領域を確保すること。ただし、歴史が証明したように、そのことの徹底は社会的にも政治的にも困難であり、社会秩序の…

今日、授業にいったらまた学生が二人しかいなかった。そこはかとなく悲しい。京都の某衣笠大学だったら首になってもおかしくない。私立では増えているそうだが、某大では職員が、きっちり登録者数と出席数をきっっちりチェックして、翌年の契約に反映させて…

授業を開始

きのうから授業始まる。慌ただしくすぎた春休み。 人権問題論とゼミ。 人権問題論はわりと好評。まあわりとね。三回分の準備がまだできていない。 相変わらずゼミにくる学生は少ない。まあまったく手を抜かず全力を尽くしてこうだから、そういうものとあきら…