今日買ったのは

よしながふみ『愛がなくても喰ってゆけます』太田出版
おもしろい。『大奥』を読んでいるときに、あんまし図式的ではないなあと思っていたのだが、もともと「男同士のアナルセックスなどを描いて生計を立て」ていたとは。なーるほど。そういう繊細さかあ。このエッセイ漫画は「仕事する時と寝てる時以外はほぼ四六時中食い物のことを考えて生きて」いる彼女が描いたグルメ・エッセイ。残念なのは東京ばかりなので食いに行けないこと。
それにしても『大奥』でもキャラの力の入れ具合にそういう傾向はほの見えたが、ここで力を入れて描かれているのは「食い物」「食器」「服」なのであった。食いしん坊には大推薦。

愛がなくても喰ってゆけます。