その2

ひさしぶり(でもないか)漫画を買う。よしながふみの『大奥』と宮下英樹の『センゴク』。どちらもよくできた娯楽作品。前者はIFもので、謎の伝染病のために男性の数が女性の四分の一になってしまい、将軍も含めほとんどすべての生産活動を女性に依存することになった江戸時代の話。後者は戦国時代(いまのところ織田家)を舞台にした伝統的な成長もの+戦国戦争うんちく。まとめ買いのまとめ読み。前者はmayakov大絶賛。というか御代様ごっこが止まらない。曰く、『台所太平記』を読んで谷崎潤一郎の霊が乗り移って以来のノリノリかげんだとか。

大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))

大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))

センゴク(6) (ヤンマガKCスペシャル)

センゴク(6) (ヤンマガKCスペシャル)

谷崎潤一郎『台所太平記』中公文庫は絶版のようだ。