もうこの大学は

閉鎖になるので、センター試験はやってない。組合でちょっとひと揉めありそうなので、なるべく着地できるようにその準備。それに授業の準備も。
しかし勉強というか研究するときに体力って大事で、何時間集中できるかとか、どれぐらいの強度で集中できるか、ってのはけっこうに大事な要素。とくに考えるときに息を止めちゃう癖があるので、大事な箇所が続くとゼイゼイ・ハーハーいいながら本を読んだりノートを取ったりすることになる。これってみんなそうなんだろうか。酸素が頭に行き渡らないから、効率悪くしているだけじゃないかと我ながら思うが、気がつくと息を止めてる。
語学が苦手だし、そもそも速読ができないので、どうしても読む量がたりないのだけれど、それだけじゃなくて、体力的な問題もあるのかもしれない。海外にいたとき、白人の飯を食う量をみて、これくらい食わないとだめなのかと、明治の日本人のようなことを思った。
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とはいいながら、すこしだけ論文のためにもあれこれ。
ハイデガー全集79巻の「ブレーメン講演」(いわゆる彼の技術論のもとになったもの)に目を通す。むー、この森一郎ハルトムート・ブフナー訳(『ブレーメン講演とフライブルク講演 (ハイデッガー全集)』)は(森一郎の訳者解説も)とても勉強になるぞ。(あいかわらず「有」という訳語ははずせないようだけど。とほほ。)いや偉い人はあちこちにいるよ。

ブレーメン講演とフライブルク講演 (ハイデッガー全集)

ブレーメン講演とフライブルク講演 (ハイデッガー全集)


やっぱ仏訳は若干(以上の?)問題があるなあ。

アカデミックな訓練受けてないから、ディシプリンがなくて、偶然の出会いに依存してしまう。知らずに書くことにならなくてよかった。
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はじめたねえ。
http://d.hatena.ne.jp/Shigeki/
これが持ち味というものか。
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それはそうと三島の隣人の書き込みはいつももっさりと遅いのだが、そんなことで生き馬の目を抜くビジネス・スクール業界で生きてゆけるのだろうか。