2008-01-01から1年間の記事一覧

今年読んだ印象に残った本

たぶんぼちぼち書き足してゆくと思うのだけれど、五月雨式に * バラク・オバマ『マイ・ドリーム』 Barack Obama, Dreams from My Father マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝作者: バラク・オバマ,木内裕也,白倉三紀子出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日…

教訓

というわけでこの文章の教訓は、人を切り分けるのは生産ではなくて、消費だということかな。

某月某日 mayakovからのメールに慌てて帰る。喉の調子が悪くなって、ひさしぶりにメプチン+インタール。家に帰るとちょうど二度目の吸入中だった。1ヶ月ほど咳が止まらず、いつか良くなるのかな、と思っているうちに急に悪化した。土曜は朝から病院。満員御…

某月某日 机に座ってタイプしていると、激しい肩こりに襲われる。なんだかどんどん激しくなるなあと思いながら家に帰る。次の日、目が覚めると毒虫になっていたわけではないけど、首が右にも左にも前にも後ろにも動かなくなっていた。無理に動かそうとすると…

temjinusさんへのリプライ

もう十五年以上も前、学生の義務として初めて論文らしきものを書こうとし、そして論文というものがよく分からないまま(そしていまでもそれが何かよく分かっていないのですが)、終わりに近づくにつれて、あることに気がつきました。つまり自分がここにで述…

そういえば

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/K2008100602860.html?fr=rk本人はたぶんこういうこと言われても絶対に分からないとおもうけど、社会の安定を道徳教育でなんとかという風に考えるひとは、要するにユートピア的共産主義者であるという偏見をぼ…

パリ郊外

今日は、パリ郊外の新しい住居都市を見に行く予定だったので、西村さんと出かける。同氏は画家で、パリにながく住んでおられるので、通訳をお願いしたのである。郊外電車に乗るとすぐ田舎へ出る。白いリンゴの花が満開で美しい。ロバンソンの駅から小さいバ…

ふと

SOPがふとパパなんかいらない、いなくなっていい、とかかわいらしいことをいうので、まあパパがおじいさんになってぼけちゃったらSOPのこと忘れちゃうから大丈夫だよ、とついぽろりとほんとうのことを言ってしまうと、さすがにちょっと深刻な顔になって、や…

パキスタン

では、イスラマバード中心地に置かれたマリオット・ホテル前に置かれた自動車が爆発し、ホテル自体が倒壊の危機だそうだ。中東ニュースを聞くかぎりは、アフガニスタンも泥沼化が進む一方。ライスはもう中東に入り浸り。選挙のさいの不正がいまもまだ囁かれ…

追想

田舎で体操のコーチに会った。何歳になったと聞かれたので40の大台に乗りましたと答え、ふと気がついて先生はコーチしてくれたころ、何歳だったんですかと言うと、斜め上のほうを少しだけ睨んだあとで、今度は別のほうに視線を逸らして、うーん34,5ぐら…

メガネ

を買い換える。なんとな〜くそうかな〜と思っていたらやっぱり少し老眼が入っていた。うーん。「ろうがん」とタイプして変換してその表現の飾り気のなさに、タイプする手を止め思わず左右を見回してしまう。 なんかpolitically correctでなくていいから、せ…

追記

とはいえこうした痛みに、もし耐えるべき意味があるとすれば、この書物のなかで東欧にかんして語られた部分を注意深く読むことで得られる何かであるようにも思う。すなわち東欧諸国での、反ユダヤ主義。それと結びついた反知性主義(ポーランドにおいては、…

それにしても

書物をひとつの素材として読む訓練をこのかん続けてきたわけだけれど、しかしそれにしても、ある痛みを感じずに読むことは難しいことは告白せざるをえない。ヨーロッパ戦後史(上)1945-1971作者: トニー・ジャット,森本醇出版社/メーカー: みすず書房発売日: …

買った本

天牛で700円。寄ると買ってしまう。反省舌出し天使 (1958年)作者: 安岡章太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1958メディア: ? クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るたぶんずいぶんと色あせてしまっているのだけれど、装丁がいいなあ。箱入りなん…

まあ大阪に

文化施設などいらないのではないか、という皮肉というか、皮肉でも何でもなくたんなる現実なのだが、まあそんなことを書いたわけだが、たまたま立ち読みしていてなかなか面白かったので思わず買って読んでしまったのは 『大航海』のno.68 「美術館 その絶頂…

追記

国際こども図書館というのが上野にあるらしいが、コレクションとしては大阪のほうがよいらしい。どうやら場所の問題はクリアーされそうだ。マジどうですか。三方一両得みたいですよ!

ええと

児童文学館はずいぶんむかし(ハシモト以前)からいらない、いらないとはみごにされていたもので、そういう意味ではいよいよかなあという感じであった。はみごにされていたわりに、今まで残っていたのは、関係者ががんばったからというのもあろうし、そのむ…

読んだ本。

後期の課題本を探しに、久しぶりにリアル(まともな)本屋に(学生には大型店舗に行かねばならないとか言ってるわりに本人になかなかその暇がないというのもしかしこれはよくありませんな)。学生さんは往々にして本を読まない子が多いので、それならと、い…

なぜ

こんなことを書いているか、それは秘密なのだが、よく学校秀才にたいする批判として、誰かの言った話を上手にまとめるだけで評価されて、独創性という角を矯める結果になって云々、というものがあるが、ええと、人の話を聞いて理解できる能力って、わりとい…

ピンクその後

おれ(まだちょっと諦めきれない):なあなあ、真っ黒の人がピンク着るとどうなんの? ゴルファー? mayakov: ・・・わたしピンク。桃色ともいうの。淡い色合いで、女の子の心をゲットするために生まれたの・・・・これじゃあ白やんかああ!!!・・・。こん…

しかし

なぜ、手を出し、口を出してしまうのか、なぜ臭いものがあると臭いをかいでしまうのか。 * 結局、すべては準備万端に整わないからだ。いやいや気がついたときには全員が墓の中で、結局時間の進み方というべきが、事態の進行と言うべきか、それはこっちを待…

ある日の会話

おれ(わりとピンク着たい):なあ、きしどんのサイトによると、ポール・スミスが、ピンクもええでって言うてたらしいで。 mayakov:そりゃポール・スミスは似合うやろ。白人やからな。王様の肌の色ではピンクは無理やねん。真っ黒やん。 おれ:・・・・(ま…

少し似た別の話

数日前の東京ローカル局配信の経済ニュースを見ながら、似たことを思ったりもした。公共事業費のカットにもかかわらず、地方ではいわゆる土木建築関係の業者の転業が期待していたスピードで進んでいないというニュースにたいして、映像が物語っていたのは、…

おそらく

真実が何かを言おうとするとき、ときにそこには過剰な意味が込められ、ひとはおそらくその過剰な意味に足を取られる。 * 地面に落ちた血、風に乗って運ばれた声、目の上に残った青タン。荒々しく閉められたドアの音。紙の上に残った光の痕跡(写真)。指紋。…

そういえば

世界を不幸にするアメリカの戦争経済 イラク戦費3兆ドルの衝撃作者: ジョセフ・E・スティグリッツ,リンダ・ビルムズ,楡井浩一出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2008/05/17メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 26回この商品を含むブログ (36件) を見…

そぷたくん

SOP

日曜の夜、またもや39度近くの熱を出すが、至って元気に見えるのはある意味困ったものだ。さすがにmayakovは疲れているのではとの観察をしていたのだが。 * 昨日、医者に行くと喉が少し赤いとのこと。喉が弱点だから、雨が降って湿度が上がるのはこちらと…

うわっ

月曜だと思って早起きしたら、日曜だった・・・。

さて

ぼくがどれほど賢明であるかと言えば、iPhoneを買っていないだけではなく、ウィルコム&シャープの新しいの(ゼロスリー)も買っていないほどに賢明なわけだ。ある意味では来るべき近畿限定●●不況に備えるためというリアルな切迫感が背景にはあることも多少の…

ご愛顧にお応えして、

SOP

今日のお出かけは大阪でも始まったダーウィン展。NHKの『ダーウィンが来た』をこよなく愛するSOPであるので、地下鉄にダーウィン展のポスターがあるともういけない。ちなみにどれくらい好きかというと、ヴィデオにとって繰り返し見るものだから「ひげじい」…

某月某日

うのちん入魂のお土産、横浜プリンを食す。東京ばな奈に勝るとも劣らない本格的な一品。SOPの高すぎる期待値に不安になりながら家族で賞味することに。まずはなぜかうのちんと横浜プリンを一緒に食べるのだと誤解したあげく、誤解が解けたあとも、ひとしきり…