2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ようやく

講義は終わったが、卒論はある意味本番である。とはいえスレッドが一個であれ減るのは助かる。同じ業務量でも並行して走っている仕事が多いとどうしても混乱する。だいたい学者は(もどきも含め)どちらかというと視野狭窄になりがちな人間が向いているとこ…

ゼミは

ようやく年末に。残りちょうど一回で、Venturiが終わる。いわゆるモダニズム(の正確には追随者)の批判が趣旨なのだが、初めてのジャンルの本だったので、なかなか面白かった。日本語訳には多少言いたいこともあるが、つばを天に吐くことになるのでやめてお…

ダニエル・ベルは

マルクス主義の政治的側面についての徹底的な批判者であると考えられてきたし、事実そうであったのは、アメリカの社会主義運動の失墜を分析するなかで、たとえばウェーバーの責任倫理と心情倫理という対立軸でかんがえると、マルクス主義にせよ社会主義にせ…