某月某日
机に座ってタイプしていると、激しい肩こりに襲われる。なんだかどんどん激しくなるなあと思いながら家に帰る。次の日、目が覚めると毒虫になっていたわけではないけど、首が右にも左にも前にも後ろにも動かなくなっていた。無理に動かそうとすると、激痛。そうなると寝返りが打てない。寝返りが打てないと起きることもできない。5分なのか10分なのか定かではないけれど、必死になって起きて学校に行く。すごく姿勢の良いロボットのような格好で歩く。必死になって授業していると、少しだけ首が動くようになる。アドレナリンのおかげ? これ幸いと授業の準備。次の人は朝一。
次の日も必死になっていろんなことをしながら、体を起こす。服はmayakovに着せてもらう。
次の日はローカルカレンダーで休校なので、早めに帰って、紹介された近くの柔道整体とやらに。人生初整体。公園を横切って行くと、近所の子供とお母さんたち。愛想がいいので、にっこりしたつもりだが、あとでmayakovに聞くと、SOPちゃんのお父さんはいつもニコヤカなのに、すごく深刻そうな顔だったわね、とのこと。
ゆっくりと首を回してもらうと、多少は動くようになった。ギックリ首というものだったのだろうか。
一週間ほど経ってましになったと思ったら、風邪を引いて喉をやられる。いろいろあって休むに休めず。つらくてつい授業中の叱責がきつくなる。
これが厄年というものか。

某月某日
さらに一週間ほどたって古都での研究会。つらいのを見越してホテルを取る。mayakovとSOPの三人でうのちんと京都駅で。シーズンなのでちと高め。研究会は面白かったが、せっかくホテルを取ったのに、やはり飲み会の途中で体調がおかしい。もっと夜遅くまで飲みたいよう、ビールしか飲んでないよう、あんな酒やこんな酒が飲みたいよう、と思いながらしぶしぶホテルに帰る。案の定、体調は悪化。

某月某日
やらないといけない作文がいよいよ待ったなし。あらゆる仕事を放置して作文にいそしむ。無駄になりそうなのがなんとなく徒労感を増やす。この手のものは必ず一度失敗するという悪いジンクスを思い出す。

某月某日
ようやく企画中の某イベント準備にひとくぎり。mayakovに作ってもらった(ありがとう)ポスターをみずから印刷して発送。むっちゃ家内工業。あとは12月の本番を待つのみ?。落ち着いて左右を見回すと、いろんなノルマがまるでこなせていないのに気がついて真っ青になりそうだったので、山田稔の『リサ伯母さん』を100回読んで、大事なことをすべて忘れた気分になる。

リサ伯母さん

リサ伯母さん


某月某日
作った書類に手を入れたり、印刷したり。
忘れた気分は長くは続かず。とりあえずひさしぶりに日記を更新してから現実を直視しよう。