明日からは

大型連休。紀州に帰るよ。

学生はどうやら無事だったよう。

100人の人間が突然に人生を中断するということなのだが、それがどういうことなのかうまく理解できない。個別のケースに分解してゆかなければ、ああそういうことなのか、という感慨にはいたらないだろう。けれど事故そのものはひとまとまりの量の人間が一度に、という問題であって、それは抽象的にしか理解できないのだが、そのことがうまく腑に落ちない。わからない。
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どうやらトップ・ダウン型の組織にもっとも途惑っているのは執行部と、とりわけ事務型だということが判明。以前のスタイルでの運営を模索しているよう。(つまりは責任を避けたいのだ。)直感的にだが、それはちょっと無理ではないかと思う。もちろん問題が発生しなければ大丈夫なのだろうが、法人になってしまったわけで、どうしても外とのつきあいは増えることになり、自然と問題は向こうからやってこよう。おそらくは時間をかけてこのやっかいな組織の動かし方に慣れてゆかねばならないのだが、その過程でおそらくは、にっちもさっちもゆかないという経験をすることになろうし、結局こじれた問題をなんとかするにはある種の強引さが必要とされるだろう。まあそれは何とかなるのだろうが、トップダウンの組織を設計したのだからそうするしかないと観念するのに時間がかかるようだと、本体も体力がない、ということもあるわけで、そのときにはいろいろな意味で手遅れ、ということにならないかが若干の懸念材料。

が、そのあたりはもうこちらの関知するところではないし関知しようにも、しばらくは関知できないだろう。連帯と友愛の時代もあと半月で終わる。まあ俺も自分の生き残りを一生懸命に考えるから、みなもがんばれ、という感じになりつつある。