やっと夏休み

朝まで準備していたのに、あわててファイルを印刷せずに資料だけ持って出かけてしまう。キャッシュディスペンサーでお金を下ろそうと思ったら、カード食べられちゃうし。しかしいままでやった発表って2時に始まり6時に終わるという時間割だったので、発表と言われると自動的に2時間くらいは喋るという体勢になってしまう。ので、前日に30分という割当時間を聞いた時はややパニッックに。いや冷静に考えると当然なんですけどね。
しゃべろうと思っていたことの半分ぐらいしか言えなかったが、でもまあ作成していたレジメのような資料のような文書を忘れて行ったのはむしろよかった。あったら却って、全部しゃべろうとして30分の枠内には収まらなかっただろう。N女のO川さんにいかにもJV研っぽい発表だったので懐かしかったと言われて、そうなのかなあ。そういうテイストってあるのかしら。わりと授業でやっているような感じだったんですがねえ。
朝方デリダのForce de loiを読み始めてしまったのだが、そしたらこれが意外にフーコーに乗っかっていて面白かった。いかにもデリダ的なひねりも効いていて、そうか、そうくるか、おっさんは芸があるなあと感心。使わなかったけどね。ほんでも、これも10年くらい前にコピー(雑誌に載った英仏対訳版のやつ)とって、読まずに放置していたんだけど、とうとう読むことができたのはよかった。しかしこの10年、なんか同じところで停滞していたってことか、という気もする。なんか理解するのに10年かかったってことだもんなあ。
発表自体は、自由論が難しいという声も聞こえていたので、なるべく解説だけするように心がけた、のだが。
酒井くんは酒井節が炸裂しかかったりしたけど(デリダ社会学には百害あって一利なしだとか。まあそれは半分賛成。半分というのはデリダに限らないだろう、という気もするから。)、さびのところに行く前に介入されたりして、途中でおれにもしゃべらてくれっと抗議の一幕も。最後に話がかみ合いかけたので、少しもったいなかったが、下校時間にうるさそうな場所ではあったのでしょうがないね。
エチゼンもくるとよかったのにな。
とはいえ一段落。少し休もう。ああでも組合はこれから本番だな。ちぇ。読みたい本たまってるのになあ。
上方はやや楽天的に考えていた(あえて、というところもあるけど)せいもあるのかもしれないけど、でもまあ客観的に情勢が悪くなったわけではない。金がないならトイチで貸すよ!ア*ムより安心だ。