Ouch!

土曜日はきしどんに非常勤に来てもらう。都市を通じて近代とは何なのかを考えてみようという趣旨のリレー講義の一回である。土曜の補講日にやったので、人が来るかと心配したが、思ったよりは来ていて、ああ、このひとたちが固定客なのかという確認もできた。去年もじつは研究会に来てもらったのだが、じつはこの日のための予行演習という位置づけであった。研究会をやってその成果を講義に反映するというプロジェクトだった。申請したら予算が下りたので、きしどんの他にナカムラ君にきてもらったり、東京からもカヤノくんに来てもらって京都のT先生とかみ合わせてシンポジウムやるという無茶な企画もやったりもした。ぜんぶ友達でまかなったので、その節はみなさまご苦労様でございました(今年はシンポとかやらずに地味に研究会だけでやろうと、予算を半額に削って申請したら、そのせいか却下であった。段取りとか組まなくてもよくなったので、ちょっとホッとしている)。

そういうわけで土曜は、いよいよ本番の授業をやってもらったわけだ。内容はだから前もって知っていたが、学生に向けてどのようにプレゼンするかという点は、楽しみであった。いかに授業がうまいかということは普段からきしどんが自慢しているところであるし。結果としてはなるほど、これは自慢するだけのことはあるという感じで、非常によい雰囲気で講義も進み、学生のアンケートにも「いままでで一番面白かった」とかいう若干腹立たしいような感想もあったりして、いささか複雑な気持ちではあったが、たしかにいままでの講義のなかではいちばんよい感じであった。ともあれありがとうございました。>きしどん

ただプロジェクト全体としては、なかなか難しいというのが正直なところ。こちらのモチベーションの高さが、船頭多くして・・・という結果になっているような感じもあるし、やや内容的にtoo muchになっている感じもある。いろいろ新奇な試みを取り入れたりしているのだが、新しい形式の講義を工夫するの思っているよりも難しいことなのだということがよく分かって、それはそれで勉強になっている(そうだよFDだよ。まじめにやってるわけよ)。

家に帰ってSOPと団地内の公園でボール遊び。大人がいて遊んでいるとかならず近所の子供たちがいっしょにわらわらやってきて僕も混ぜろ、私も混ぜろということになる(たしかに集合住宅というのは、こういうなんというのかな、生活の喜びみたいなことに溢れてはいるんだよな。やっぱりある種のインフラなんだな)。はいはいと言う感じで子供たち数人を相手に小ぶりのスイカぐらいのボールを投げ合うことに。1対nでのキャッチボール(n:1