よいしょ

よいしょと本を読む。読みたい本ではないのでストレスが溜まる。ああ読みたい本を読みたいと不満を述べると、mayakovに本を読んだ気分転換が本を読むことなの、とあきれられた。ようやく終わったので、多少おもしろい本を読むが、午後になったらいろいろ電話が入ったりして、分校と本校を往復する。タクを呼ぶ時間がもったいないので自転車で往復。お仕事のお話だったが、いろいろ意志決定の仕組みが見えてきて面白いというか、面白がらないとなあ。

大きい大学のほうが人的なリソースが多く、スタッフでできることは多いし、予算の幅も多いのだが、いっぽうでそれである程度まかなえてしまうので、内側に向きがちになる。
小さな大学では内側だけではどうしようもないので、おのずと外に出て行こうとするが、予算の自由度は少なくなるのでそこがネックになってしまうし、どうしても小さく遊ぶ感じになる。
というようなことを思う。

そうすると、頭の中に入れていたあれやこれやが消えてしまう。

SOPの夜泣きがなかなかやまない。どんな夢をみているのだろう。夕べはあんまり泣くので抱き上げたら、怒りの目でぼくを睨み、激しく殴りかかってきた。一計を案じ、中空に向かってカメハメ波を出したり、キックしたりパンチを出したりして、悪いお化けはパパがやっつけた!と主張したら、なんとなく不承不承な感じではあったが、しかしとりあえず泣きやんだ。

パパはなあ、ほんとうはなあ無力なんだよ。だからあんまり信頼せんといてくれ。自分のことだってどうなるかわからないよ。

これから毎晩これをやるのだろうか。この手はいつまで有効なのだろう。

昨日の南大阪は38度を超えたらしい。生暖かい、というよりも巨大なドライヤーでもあるのかというほど、はっきりと暖かい風が吹いていた。

テレビをつけるとエマニュエル・ベアールが。『恍惚』という映画、原題はNathalie...。ベアールの唇はすばらしくいやらしいなあ。