あさ

パンがないのでケーキを食べた、ではなく、巨大ショッピング・センターのスターバックスで朝食としゃれこむ。南大阪では最大限のしゃれこみ具合である。このスターバックスは巨大ショッピング・センター併設の店とは思えないぐらい空いている。それに院生みたいなひとが勉強とかしているのだが、大和川のこちら側でそういう光景をみることはここ以外ではほとんど不可能である。ことによると図書館でも見ることは・・・。
このショッピング・センターはイオン・グループと阪急の共同企画で、阪急百貨店とジャスコとショッピング・モールの三つからなっている。むろんスタバはそのショッピング・モール地帯にあるのだが、ジャスコのなかにある巨大な食堂の混み具合とは非常に対照的である。理由は単純でおそらく禁煙だからだ。それが証拠に店の外にも椅子とテーブルがあってそこではたばこが吸えるのだが、いつもそこの方が混んでいる(あと単価が高いという可能性もある)。今日も作業着とかを着たおっちゃんたちが楽しそうに社交していた。
だいたい南大阪ではたばこ吸い放題なので、禁煙ファシズムなどというものは一体どこの国の出来事だという感じがする。むしろもう少しファシズムよりになってほしいぐらいなのだが、まあその結果、このスターバックスはいつ行っても楽勝で座れて子供連れには安心この上ない。日本でも有数の空き具合なのではないか。ただいつまで持つか心配なのだが。いつかドトールエクセルシオールになるのではないかと若干の懸念。

しかしSOPは喉がちょっとよくない感じで、mayakovも風邪の気配ということで、早々に退散。今日は一日SOPの相手。いつも入院直前まで元気だから気が抜けない。

千代田区あたりで禁煙に苦しめられている人は大阪の南部に来ると非常に過ごしやすいと思う。大和川という川を越えて大阪市の外に出ると、地価も劇的に下がるし。京都から南大阪市にはじめてきて不動産屋を回ったときそのあまりの落差に目をうたがった。
もっとも前後に子供を乗せた自転車にまたがり、深夜無灯火で二車線の車道を逆走させる「当たり屋か?」というようなおばちゃんとか(この辺はロード・サイド化しているので結構交通量は多い)、一方通行を激しい速度で逆走するBMとか、そのほかいろいろなことに気を配らないといけないのではあるが。K明党の選挙カーしかこないし。

何もかも手に入れようとするのは贅沢というものだろう。

明日は選挙、人生で一度ぐらいは投票した人が当選してほしいものである。(地方選挙では何度かあったかもしれないが、だいたいあれは誰に入れたか直後に忘れてしまう。)

しかし今回小泉のこと(大衆の小泉支持)がよく分かるのではないかと思っていたのだが、テレビや新聞をあまり読まないせいもあろうが、それにしても期待はずれだった。いまひとつピンとこない。前回はブームだったそうだから、それとは比較にならないのだろうが、それにしてもなんというかfakeな感じ。(何がっていわれるとこまるのだが。)これはひょっとすると惰性(あるいは慣性)なのだろうか。