あんまりにも

ばらばらなことを同時にやっているので、頭が混乱する。

TocquevilleはPleiade版が届いた。もうちょっと内容にかかわる注がほしかったけれど、それでもずいぶんと助かる。それになぜかPleiadeだとほんのちょっとだけ嬉しい。うふふ、っていうかんじ。そういえば古本なんて久しく買っていない。folioはお家におひきとり。まあ授業で使うからね。これくらいの贅沢はね。贅沢じゃないよね。

久しぶりに図書館の文学のコーナーに行ったらLibrary of Americaが増えていて、GoldhammerのTocquevilleもあった。前に見たときはなかったような気がするのだが、おっかしいなあ。見逃していたのだろうか。なんかカバーがぴかぴかだから最近誰かが買ったのだろうか。そういえば前にSingerを検索したときにはヒットしなかったから(結局高いのに買うはめになった)、やっぱり急に増えたんじゃないだろうか。見逃してたのかなあ。あったら気がつくと思うんだけどなあ。

アメリカ史のおさらい。知らぬこと多し。けれど制度がらみで知りたいことが分からない。何の本を読めばいいかもまだ見当がつかない。アメリカ法についての入門書を読む。コモンローというのはおもしろいなあと改めて思うが、あんまりにも些細なことだからか、まだ知りたいことは分からない。

今日はChristopher Alexanderを読みおわったらFreudを読まねばならない。ぜんぜん頭が切り替わらない。
なんかもう授業の作り方を間違えたうえに時間割を勘違いしていたのを激しく後悔。

ちなみにAlexanderが大事なのは、柄谷行人が使ってるから、ではなくて、新全総に使われているから。計画の時代だからあたりまえだっていえば当たり前なんだけれど、まあでもちょっとびっくりするよね。政府がらみの文書で、ツリーがセミラティスで、とか言ってるわけだから。
さすがに土建国家とかいわれる(た?)だけのことはある。磯崎周辺から伝わっていったんだろうか。

授業で使えるかと思って先週はじめてバウマンを読んだのだが、芸達者なのに感心した。なんか80年代後半がタイムマシンでやってきた感じだった。ただしそういうわけで授業ネタには使えず、粛々とFTAEPAの解説にいそしむ。外務省(経産省もなのだろうか)がすごく盛り上がっているみたいなのがなんとなく不安。なぜかむかしのMSAのことが頭に浮かんだのだけれど、なんでそんな風に連想したのかよく分からないまま、WTOがガッとガッツで、とか、事実だけ羅列。ぐろーばりぜーしょんとか言ってみる。たぶん初めて発音したような気もする。

これってどれくらい重要なのか、よく分からないまま大事だとか言ってるけれど、ほんとうにそうなんだろうか。さくだだくんに聞くとわかるんだろうか。授業で言う以上、いやーこれ政府の一部で盛り上がってますけど、どうせ大勢には影響ないですから、とかあんまし言えないしねえ。どうなんすかね。

なんか書類書けとか言ってくるけど、秘書ほしい。秘書の綾小路さんほしい。

明日は某ヴォランティア。朝から出動。つうかデモだよ。集会だよ。反対してくるよ。おれは反対するよー!とりあえず。秘書の綾小路さんもいっしょに、ほら。