午前中は

mayakovとSOPを病院に。担当医の出勤日が変更になっており、そこは無駄足となったが、おでこをみてもらい、またどうせ必要だからと採血をすることになる。外科と小児科をまわったせいで、思いの外時間がかかる。待合いで待つ間、奥村宏『まっとうな会社とはなにか」に目を通す。こういうタイミングで読むにはちょうど良い本だった。SOPは外科で額にこびりついた頭髪を引っぺがされ、涙の抗議。小児科では血液検査に回すために両腕から採血され、また大泣き。治療方針についてはまた来週、検査の結果を見ながらということになった。しかしその前に土曜にもう一度外科でみてもらって、おそらく月曜にももう一度来てもらうことになるだろうとのこと。
しかし疲れる。
昼食ののちmayakovにSOPを任せて、学校に。途中、天牛書店に立ち寄ると今日は880円均一の日。丸山幹治の『余録二十五年』という本を見つけ買う。毎日新聞のコラム「余録」に書いたものから選んで載せたもののようだ。この本はまあコレクターズ・アイテムのようなものといえばいいか。後一冊は深井英五の「回顧七十年」で、これは仕事用。

連休中はトクヴィルを読んだだけだったが、なんとか「とっかかり」だけは手にすることはできた。これまで読んできたのは18世紀とか17世紀のものが中心だったからやはりずいぶんと肌合いが違う。コンスタンやなんかと比べてもずいぶん違う印象だ。ちなみに僕の印象では、さっさか本題に入ってずいぶんと社会科学しているという感じなのだが、やはり学生に言わせると、妙にのんびりしていて、文学的に過ぎるとのこと。なるほどこっちの感覚もいつしかずれていたわけだ。

なんとかPocockの皮肉の意味もわかるような気がしてきた。しかしなかなか読み方の難しい本だ。