調子が出ない

のは、まあこの時期は毎年そうだからしょうがない。授業が増えたのもあるけど、どのタイミングで予習して、どのタイミングで締め切りのある仕事をしていいのかがわからない。まあこの時期、あれこれと学生はやってくるし、ちょっとづつあちこち手をつけて、別のものに移りとしているうちに気が散ってしまう。だいたい連休が明ける頃にようやく落ち着く。
某中間団体の仕事も始まるから、そろそろ労働法の勉強もしないといけないけれど、書きかけの文章も書き切ってしまいたい。とまあこのようにあちこち気が散る四月なのだった。とりあえず今日はDe la democratie en ameriqueをぼちぼち読んでいる。あいかわらず読むのが遅いから、10ページしか進んでいない。もう少しペースをあげないと。けれど久しぶりにフランス語で読みながら、こうして苦手な外国語で、頭の中で翻訳しいしい読むことが本来の仕事、というか自分の技法であったことを思い出す。春は日本語のものばかり読んでいたから、知らずのうちに読みが粗くなっていたことにも気がつく。
今日一日は無駄ではなかったということにしておこう。落ち着いて一歩一歩。べつに焦ってもしょうがないのだから。