朝から

こまごまとした雑事数件終わる。代表者の判子かサインが必要だとかで、一瞬不穏な空気が流れるが、締め切りが近いので向こうも融通をきかせてくれる。親切な人でよかった。さんきゅー。

3970円って、手間は一緒なんだからもうちょっと額に余裕を持たしておいてほしかった。あれこれ計算しながらカウンターに持ってくと、5%引きなので値段が10円ずれたら、すかさず10円のものを見つくろって出してくれた。親切な人でよかった。サンキュー。

事務が少々めんどくさいのは我慢できるが、研究教育の面での不都合は気が萎える。新しい組織は、なんというか恐ろしいことに、実質的に図書館がない。ので他学部で借りるしかない。これがまた不便。旧組織がなくなるといよいよ研究室貸し出しが不可能になる。ので、まあ声を出しておこうという方針のもとに、ナントカしてよという。筋から言うと私ら知ったこっちゃないと言われるが、筋論を言い出すと、しかしもっと大きな筋がずれてましてねえ。まあでも要するにそういうことで筋を曲げろということだから、いちおう要望は出したがおそらく駄目だろう。ああこのへんはしかし改善意欲が湧かない。ノーサンキュー。

ああ組合の雑務が比較的ストレスが少ない理由がわかった。

まあ贅沢を言えばきりがない。まあ、不便だってだけでやってやれないことはない。そうね、放り出されたわけだから難民みたいなものではある。と、ここまで書いて気が済んだ。難民ならしょうがない。

このあいだ遠くに前の学長がいたから近づいていこうとしたら逃げられたのはそのせいか。難民ならしょうがない。

しかし勉強さしてくれんなあ。頭を戻せ。頭を。

村上春樹の原稿をヤスケンがうっぱらったらしい。ガンだったし金に困っていたのかなあ。ちなみに村上春樹はノーサンキュー派。自慢すると高校生で初めて読んだときからノーサンキュー派って自慢でもないか。おととしの卒論で海辺のカフカを題材に書いた子がいたが、なんで先生は評価せんのって追求されて、そんな深い理由もないので困った。うまいのはうまいと思う。たしかにあれに出てくるフェミの人の描写がすごくいやらしくてウザイけど、べつにそういう理由ではない。(それはそれでさもありなんという感じではあったが。)あえていうと図式的なところかなあ。まあしかし一生懸命理由を探せば、だが。

べつにいいじゃんone of themで。ヤスケンは愛憎なかばしたんだろうねえ。編集者だねえ。

よっしゃ、もういっぺん復帰!

孫引きで済まそうと思っていたテクストを見つけたので、現物を見たら、引用間違えていた。どうも文意が通らないので気になっていたのだった。確認してよかった。今日の成果ひとつ。しかしそろそろ時間なので店じまいの準備。