覚え書き

日曜:SOP風邪を引く。mayakov夜中あわててタクシーで病院に走る。家で悶々としながら授業の準備。
月曜:懸案の管理職問題、人事のひとに説明したら10秒で納得。解決にめど。授業とゼミ。寝てないので妙にテンション高い。SOP熱を出す。苦しそう。

団塊およびその少し上の世代(の大学人)はいったいどういうことなんだろう。愚かにもほどがある。ふつうの仕事してる社会人なら10秒でわかるはずことが理解できない。委員長の説明では、あの世代ですんなり大学に残ったのは、何もしなかったことで相対的に浮いただけの人が多いとのこと。しかしそれはそうとして自分が行政的に有能であると誤解できたのはなぜだろう。不思議だ。まあわかるけど。

火曜:組合、後継問題でプチもめ。連日2時間睡眠のなか、ブチ切れ罵倒。解決にめど。SOP病院に連れて行く。家では非常にぐずるのに、なぜかお医者さんと看護婦さんには満面の笑み。なんとなく深刻さが伝わらない。夜になって熱が下がる。5時間くらいは寝れた。
水曜:授業。机の数だけ学生を詰め込んでいるので暑い。授業に来るな。途中で出て行っていいから、お願い出て行ってを連呼。隙間なしにびっしり座っているので見ていてうっとおしい。今日は10人くらいが途中で出て行った。もう少し減らないと環境悪すぎ。四月の段階ですでに窓が人いきれでうっすら湿る。梅雨になったらどうなるのよ。SOP寝かすのに手こずる。やや下痢気味。おむつからはみ出る。何とか寝かしつけて日記。ネットを見ると法王が決まったようだ。フランス語だとブノワ16世になる。ドイツとはね。へえ。日本と中国の対立も意外に大きく報道されているなあ。

講義は経済がらみ。経済は素人だと言ってるのに。CAP制だGPAだシラバスだとあれこれ面倒。
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半年以上前に深く考えずに適当に書いた概要ではフリーターとかニートとか、そんなことをやることになっていて驚愕。あわてて関連文献を読んだら、さらに驚愕。とくに「パラサイトシングルがどうたら」。まじめに働いている若い娘さんを捕まえて寄生虫呼ばわりしてなんで社会問題にならなかったのか不思議。抜き書きをつくったらものすごいことに。パラサイトなのは基本的に若い女なのだが、若い男を象徴的に表現するのが「猟奇的犯罪」とかで危うい表現続出。読んでいてとてもためになる。
新しい本を読んでもリスクの理解の仕方がひじょーに興味深い。主張は一貫しており「われわれの問題は<彼女・彼・あれ・それ>である。だからあいつらを何とかせねば(われわれの現在・将来が不安である)」という方向への煽動に傾きがち。
あまりそれを強調すると排除型の「社会防衛」論になる。
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ニート問題では、「社会問題」とするのか「経済問題」とするのかで綱引き中。前者として扱う場合も排除型社会防衛論をいかに避けるかが重要。不安を煽らないこと。

大量に関連の本を読んでいるがさすがに飽きた。
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ああやっと眠くなってきた。