備忘

SOP幼稚園で誕生会をやってもらう。
家に帰ると小さな本を嬉しそうに持ってくる。どうやら幼稚園でもらったらしい。そのなかに書かれた質問に、じぶんで答えを埋めるページがあった。
将来の夢はなにという質問には、「ごみぽいぽい」、つまり清掃車にゴミを放り込む仕事、好きな遊びはという問いには「ぬりえ」と書いてあって、これは僕もよく知っているものなのだけれど、好きな食べ物には「ぶどう」と書いてあった。これは知らなかった。いや好きだとは思っていたけれど、いちばん好きなものがそうだとは知らなかった。まあそれはともかく、「とくいなものはなあに?」という問いにたいして、SOPの答えは「だびんぐ」であった。たしかにリモコンの操作はすでにmayakovを越えてしまってはいる(「はろ〜!あにまる」のチャプター分割をして見出しをつけたりしている)のだが・・・得意なことがダビングかあ。今後の方向性に一抹の不安が残った。

うのちんのところでご推薦されていた、「マジック・ツリーハウス」を買って、ぽいっとおいてみたところ、なるほど本を開いたら、そのまま熱心に読みふけっている(ちなみに原著は4才以上が対象)。いや読んでいるのか読んでいないのかわからないけれど、パパ読んでとあとで持ってきたから、たぶん完全には読めてはいないのだろう。それでもかなり心奪われているようだ。読み終わった後も、巻末のシリーズを食い入るように眺めていた。

しかしイラストがあざといなあ。もともとはアメリカで出版された本の翻訳なのだけれど、amazonを見ると、原著は絵のタッチからしてまるで違う。本の性質からして、売れ方がそれで変わるとは思えないのになあ(むしろこういう本を実際に買うのは誰かを考えると、むしろ逆効果な気もする)。いやたぶんそういうことより、翻訳絵本の挿絵を変えてしまうという感覚がどうにも理解不可能なんだな。そのほかにも、学習ガイドなる別冊があって、どうやらお勉強の本でもあるようなのだが、そっちはまったく訳されていなかったりして、じょじょに後進国化しているのかなあと、そこはちょっと不安になった。