追記

しかし少しまじめに考えると、内部の統制がとれていない、あるいは内部の統制を取るためには、ここまでやらなければならないということなのだろう。抑えが効かなくなったのですね。
悪く考えると団体としての賞味期限が過ぎてしまい有名無実化しているということなのだろうが、もう少し好意的に考えると、自民党政権の継続を前提にしすぎていたということなのだろう。つまりまだ冷戦時代が頭のなかでは続いているということでもある。しかしエスタブリッシュメントがこの程度であるとすると、ぼくは正直、たいへんに不安である。現場の人間としては、もう少しお任せしていても大丈夫だと思っていたんだけど。

しかしほんとうに、ようやく冷戦構造が崩壊したのだなあと、つくづく思いされる。保守のひとは左翼をdisってばかりいないで、こういうところをしっかりさせてもらわないとぼくはほんとうに不安でならない。