またまた読んだ本

Orhan Pamuk, My Father's Suitcaseを読む。無論、トルコ語から英語への翻訳。帰りの電車の中で読み終わる。授業(基礎ゼミのようなもの)で使う本を物色していたときに、ふと目にとまり買ったもの。西梅田ジュンク政治学・法学の横あたりに少しだけペイパーバックが置いてある。さすがにノーベル賞はみんな大好きノーベル賞で、こんな辺境までちゃんと配本されてくる。とはいえ買ったまましばらく机の上で放置されしまっていた。薄い本なのだが。

My Father's Suitcase: The Nobel Lecture

My Father's Suitcase: The Nobel Lecture

これもまた父と子の話。両方の立場についつい我が身を置きながら読んでしまう。
父親はフランス文学を愛好し、いわゆる文学青年であった。

My father had a good library -15,00 volumes in all - more than ecough for a writer.

この微妙な冊数。つい、どちらの立場に身を置いて考えればいいのか、迷いながら読み進めてしまう・・・。