本校

で授業。前期は学生も高校生気分が抜けないうえに、210人座れる教室に200人詰め込むという暴挙に及んでいたので毎回毎回がテンション上げとかないととても教室の秩序維持ができなかったのだが、後期はだだっ広い教室に登録50人弱で、さすがに一回生も大学に慣れたらしく、こなくていいと言ったらガクッと30人くらいに減っており、残った連中はべつに女子のナンパをするわけでもなく、静かに授業を聞いているので、拍子抜けもはなはだしい。なんというかテンションが中途半端な感じになる。静かなんだから結構なことなのだが。物足りないのは変なものだ。五コマ目の授業を割り当てられているのだが、手を挙げさせてみると8割ぐらいの学生が、4つ目の授業だった。一日四コマも受けたら俺だったら死んでしまう。10分休憩で昼休みも45分しかないから朝からずっと授業を受けている感じになるはずだ。だいたいあいつら週に何コマ受けていることやら。ちょっと気を抜くとバンバン机に突っ伏す。ので、こっちも寝かせてはなるものかとあの手この手で、ついつい関心をつなぎ止めようとしてしまう。しなくてもいいのになあ。
内容的にはわりあい面白いことがしゃべれたが、そういうときはだいたい学生さんの側からすると難しいということになってしまう。確認したら案の定だった。まあ適度に難しくないとそれもまずいわけだが。