というわけで

今日も授業をやったし、明日もやる。次回、非常に重要な話をしますと言ったのが運の尽きで、まさかこの夏果てにとうとうインフルエンザがこの南大阪にやってこようとは思わなかったのはしかししょうがあるまい。「重要な話」をせずに試験をするのもなんだか、職業意識なのか自己満足なのか、なんとなく寝覚めが悪く、しばし悩んだあげく、試験を潰して授業をやることに。

それはそうとインフルエンザの本格的なシーズンになるとどうなるのか、ちょっと不安。制度的にバッファーを置く余裕がなくなっているので、なんらかのかたちで自衛措置を講じなければなるまい。まあ祝日がやたらと多いので、立法府を立てると行政府が立たず、行政府を立てると立法府が立たなくなっている。

mayakov寝不足が続いてダウン。慌てて家に帰る。帰る途中でサンチャンに会ったら、彼も試験を潰して講義をしていた。みな律儀だなあ。

将軍はご存じあるまいが、臣民は忠義を尽くしておるのです。研究には支障がでておりますが、将軍もアリバイが必要でしょう。サーヴィス産業の下っ端労働者ですからやれといわれれば、ええ、これくらいのことはおやすい御用です。

駅で別れ、あたふたと家路を急ぐ。SOPは公園で団地の友達と遊んでいた。家に帰ってmosaを抱っこして公園に戻る。このあいだSOPは滑り台から落っこちて、またお医者のご厄介になったばかりなんだが、平気で滑り台の上で折り重なっている。Hくんのお母さんとちょっと会話。なになに、Uチャン家は今日はマグロ丼みたいですよ〜。Uチャン、今日マグロ丼なん? うん。そうやでえ。なあなあ、おじさんにもちょっとくれへん。Uちゃんは聞こえなかったふりをして明後日のほうに行ってしまう。6時になったので、SOPを引っ立てて家に帰る。これが一仕事。オチョ、家に帰ったらママを起こしたらあかんのやで、静かにしいや。え〜〜。でもぼくしんぱいだようと、いままでmayakovのことなどすっかり忘れて暴れ回っていたのに、とつぜん可哀想なボクになって目に涙をためる。アンパンマン見てたらええやんというと、現金なものでとつぜん家路を急ぎだす。

しかし子供がふたりいるというのは大変なことで、ひどく複雑なマルチタスクをやらねばならない。断裂した靱帯の痛みがかなりましになってきたからなんとかなったものの、一ヶ月前なら完全にお手上げだった。しかし夕方になるととたんに不機嫌になって暴れるmosaを抱いて料理を作るような複雑な作業はこなせず、宅配ピザを取ることに。SOPは大喜びだが、こちらは駄目親だなあと内心忸怩。その間もmosaはなぜママではないのだと抗議の憤激。そんなに怒るなよ。それにしても母親と父親の区別ができているとしか思えない。
しかしなんとかちびっ子ふたりを風呂に入れて寝かせることに成功。いやしかしこれは倒れるのも無理はない。もう少し早くに家に帰ろう。mosaがもう少し大きくなるまで、あと少しの辛抱だ(とはいえパパはこの仕事を続けられるのだろうか?)。