漫画を買う。

スノウ ブラインド (モーニング KC)

スノウ ブラインド (モーニング KC)

東方見聞録―市中恋愛観察学講座

東方見聞録―市中恋愛観察学講座

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃


すぎむらしんいちは才能に満ちあふれているなあ。バタ金風の絵柄のころから、比較的最近のものまで。さいきんの長いものは、みょうに難しくなってしまっていて、どうしたのだろうなあと感じていた。が、なんだ書こうと思えば描けるんだ。まんがそのものが上手なんだろうなあ。
それにしても漫画は生き物なのだなあ。いやサブカルチャーが生き物なのか。

『超・学校法人スタア學園』はもう復刊しないのだろうか。いまでも無性に読み返したくなる。

上の三冊は難波にできた、本屋とカフェが併設しているというお店で購入。たしょう昔の西武風のところはあったけれど、本のセレクトはいまいち。
古本も置いたりしていたが、二時間ぐらい説教したい感じ。
やや難し目の本(思想書とか比較的読みよい専門書とか)は手に負えなかったのか、取り次ぎから言われるがままに並べたのか、田舎の郊外型書店とさほどかわらず。まあ大阪って、田舎と言えば田舎なのだが。どうせ売れないのだからもちょっと見栄えの良い本を並べておけばよいのに、図解雑学シリーズとか並んでいる。ちなみに『図解雑学 資本主義のしくみ』というのもあった。いやこの本は、よい本らしいのだが。しかしこの表紙と背表紙はなあ。でっかいビルと高速道路って(まあモダニズムフォーディズムということだろうか)。
図解雑学 資本主義のしくみ (図解雑学シリーズ)

図解雑学 資本主義のしくみ (図解雑学シリーズ)

ほかのところはがんばっておされ風にしてあるのに(でもね、そうとうぬるいですよ)、このあたりの一角だけ、ちょっとこういうテイストというか、色見本そのまま使いました的な原色感にあふれた大阪の南の空気が侵入してきていた。まあ中身はともかく(このシリーズは意外なひとが書いているなあ)。

併設カフェはしかしこれが意外とおいしかった。

SOPは朝起きるやいなや、「こーえんすぺしゃるせっとは?」とのたまった。熱心に遊んでいたなあ。ばかだなあ。
それと風呂のなかで、もう忘れてしまったのか、何事もなく右手を湯船につけていた。

などなど。