午後、mayakovのパンツの修理ができたので、toiに取りに行く。いままでそういうことはなかったのだが、店に入ろうとしたら、SOPがちょっとイヤイヤをした。早くウツボ公園に行って、滑り台で遊びたかったようだ。mayakovが受け取っているあいだ、入り口の横で、ぜんまいざむらいのおもちゃで遊ぶのに付き合う。その後、なんども滑り台を上り下りして多少は気が済んだみたいだった。

家に帰った後、もういちどこんどはぼくだけ自転車で出かけて買い物をしたあと、ついでに本屋に行って漫画と雑誌を買う。オノ・ナツメリストランテ・パラディーゾ』。残念ながらあまり感心しなかった。なんとなく学生を見ているような気分。あたりさわりなく、かわいいねえ、と言うしかない感じ。こっちのほうが、読むべき年齢を過ぎてしまったということだろう。

昔は大量に漫画を読んでいた。いまでも半分義務かなと思いながら、喫茶店で主要な雑誌は読む。けれど以前は歯を食いしばって(うそ)つまらない連載なども読んでいたものだが、最近は駄目だと思うと読まないようになってしまった。

それにたいして最近はじょじょに小説を読む量が増えている。小説なんぞをこともあろうにハード・カバーで買って読む日がこようとは思ってもみなかった。なんとなく焼きが回ったような気がしてならない。