ということで

今年も何とか卒論提出。あと二学年(のはず)。

自分は書いたことのない卒論というものを他人に書かせてあれこれけちをつけるというのは変なものだ。毎年奇妙な感じがする。が、教育効果が高いことも確かなことなのだ。(きちんとやれれば。)毎年それなりに驚きがある。理想的に言うならば、大学の教育はすべてこの論文指導だけでもいいようなものだが、文系(とくに社会科学系)の教師−学生の人数比ではとてもではないがやってられない。

やたらと細かい特殊な科目名で縛って、カリキュラムを充実させたような気になっても、そういうスタイルのカリキュラムが適合的なジャンルとそうでないジャンルがあるだろう。あるのだが、しかしわしらはもう既製服を買って着んとしょうがない。