セレブログ

JOJO

をめざす日々の日記その2。姑息な手段で好感度アップ。ジョジョの保育園での仮装写真。かわいいよね。ジョジョはパリに住んでいたときの大家さん(ソフィー)の娘。彼女は同い年ぐらいの女性で、シングルマザーだった。以前ジョジョと住んでいた部屋を日本人(つまりおれら)に貸して、同じ建物のもう少しいい部屋を借りて住んでいた。小銭ぐらいは浮いたのだと思う。ソフィーはrue des ecolesのアメリカ人向けのホテルで働いていて、この日はジョジョ保育所の発表会だったのに、どうしても休めなかった。それでおれとmayakovが保護者代わりについていったのだった。
さいしょに学年別に、歌と踊りを披露して、そのあとは子供たちのお楽しみタイム。歌と踊りのコーナーではフランス人の親もアホ丸出しで写真を撮ったりビデオを回したり。日本人と全然変わらん。その後のお楽しみタイムは、日本の商店街のお祭りと同じで、みんな引換券のようなものを買って、それを使ってさまざまなゲームをする。(おもちゃの)魚釣りとか、輪投げとか。仮装とか。フランス人もこういうときには公共心がないから、並んでいても順番を平気で抜かす。
そういえば魚釣りの係の女性が、ジョジョが目の前でずいぶん長く待っていたのに、後から来たべつの子の親に魚釣りの竿を渡してしまい切れてしまった(ああ切れてばかりだ)。ソフィーがいないし、しかも保護者と称してへんな東洋人が二人ついてきていて、やっぱりちょっと奇異の目で見られるのが不憫で、おれもmayakovもすごく一生懸命だったから、もういい、と言って悲しくなっていたジョジョを励ましながら100%マジで抗議した。竿が手に入ったらやっぱりそこは子供ですごく嬉しそうだった。
この写真の服は大きめの紙をはさみで切ってホチキスで止めて作ったものだ。このあとジョジョは顔料で蝶の化粧をしてもらう。そしてぼくらは発表会が終わってからそのままジョジョを肩車してrue des ecolesのホテルまで連れて行った。

まだSOPが生まれる前の話だ。