今朝も

SOP太はうんちをひった
それでおいらはうんちを拭いた
うんちは昨日はいちどもなくて
だからたくさんうんちをひった
黄色いうんちが右手についた

けれどSOP太はちいさくて
おおきなうんちはひるけれど
まだまだ自分で拭くことを
求める歳にはなってはいない

SOP太はこんなにちいさくて
うんちを拭かずにいたならば
かわいいおしりは腫れ上がり
まっかにむれてしまうだろう

SOP太の肌はビロードで
誰かが拭かねばなるまいて
誰かが拭かねばなるまいて

こうしてうんちを拭いてるおれも
いつかうんちをひってしまい
それでも気がつかないときが
やってくる日もあるのだろう

誰かがこんなおいらのうんちを
拭いてくれたりするのだろうか
きっとおいらはそのときに
わしはうんちはひっておらん
そう答えるにちがいない

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うんちのバラッド
きしどんに捧げる
なんとなくあいだみつお風に。読んだことがないので想像で。