universite

小テストの採点中

アンケートのつもりで、あなたにとって興味のあった話題はなんだという質問をしたところ、引きこもりの事例をあげる学生が多い。直前にその話をしたからだろうが、ちょっと困ってしまうのは引きこもりは(いやフリーターやニートも)、猟奇的犯罪を引き起こ…

明日からは

大型連休。紀州に帰るよ。 * 学生はどうやら無事だったよう。 * 100人の人間が突然に人生を中断するということなのだが、それがどういうことなのかうまく理解できない。個別のケースに分解してゆかなければ、ああそういうことなのか、という感慨にはいたら…

試問で

学生に、駄目だししていたら、なぜか学生が上目使いでそわそわしだし、あれ?と思ってるうちに、とつぜん指導教官が言い訳しだしたり、ときには切れてしまうということはやっぱりよくあるのでしょうか。毎年あるんですが。 * 学生の皆さんも、たとえ教師に…

あーこりゃ

すげえ http://blog.tatsuru.com/archives/000688.php おれもあれだが学長も知事もすげえ。 ちゅうか金儲けしたい奴は、大学行って学費払って話し聞いて単位揃えてる暇あったら起業するよ。ふつう。 そして寄付したらゲイツみたいに名誉博士号、好きなとっか…

もうこの大学は

閉鎖になるので、センター試験はやってない。組合でちょっとひと揉めありそうなので、なるべく着地できるようにその準備。それに授業の準備も。 しかし勉強というか研究するときに体力って大事で、何時間集中できるかとか、どれぐらいの強度で集中できるか、…

は水曜。

今日はゼミ。ロザンヴァロン。がんばって読んできていた。まあ英語のテクストも、やらせればやれるものと学習。休み明けなので延長せずに終わる。 終わってから図書館で本を受け取る。頭を切り替えるために、雑誌のコーナーで少し立ち読み。新潮の1月号をぱ…

今年最後の

授業がなんとかおわる。最後は教壇で膝をついて、教卓にあごを乗っけての授業だった。しんどい。そぷたが、入院している病院の内科で薬を処方してもらい、風邪を押さえ込みながらの、この数日。抗生物質がやや強いものなので、飲んだあとは胃がちょっと痛い…

Rainy Days And Monday --- ねずみ王国の再生と復興

id:yeuxqui:20040825のつづき 翌日、さすがに学校には昼過ぎに行くことになってしまった。研究室はあちこちに書類と本が散乱しているので、それぞれもとあった場所に戻す。気になったので3階のアライさんの研究室に行くと物音がしている。ノックをして研究…

ねずみ王国の最後(つづき)

id:yeuxqui:20040823から続く アライさんの研究室の扉をあけるまえから、大量の水が部屋のなかにたまっていることは想像がついていたが、部屋の電気がともると、部屋の奥、排水パイプのある角から、水が滝のように、というか滝そのままに大量に流れ落ちてい…

ねずみ王国の最後

20日締め切りの原稿があったので(おお締め切りなんて何年ぶりだろう)、すこし根を詰めて一気に書こうと17日からすこし夜遅くまで学校にいることにした。その日は昼ごろから雨が降っており、嫌な天気ではあったけれど、まあ3日しかないのでそんなことも…

コロキウム

今日はJ研究センターのコロキウム。諸般の事情で午後からの参加。ええと諸般の事情というのは、朝早く起きすぎたのですよ。なので議論だけ参加。悪い癖で、分けもわからないのに、ついつい議論に参加してしまう。基本的には資本主義国ならではの同じ構造的な…

Don’t Blame The Children

集中講義が土曜にあると、職員がでてこれない(出てきてはいけない)ので、どうせ挨拶もしないといけないので、もろもろの仕事をしに久しぶりに土曜に学校。教務のYくんは、こっそり出てきましょうか、と言ってくれたが、それは変なので、NG。 べつに残業を…

非常勤教職員の問題は、なかなか難しそう。おそらくこれからますます雇用が非正規化されてゆくなかで、そのことがもたらす問題のとりあえずのとっかかり、ということになるだろう。 そういうこともあるから、がんばって早くカステルの本を出せ!版権とったひ…

自治労なかたの説明 ところで自治労のかたの説明としては 1。国立大学の先生は、私立大学の先生がうらやましかった 2。だから独法化をおこなって、自由にアルバイトができるようにしたかった。 3。だから当初はだれも独法化に反対しなかった。 4。なので…

立身出世のひとがしんどそうなのは、それを実現するための「中身」はなんでもよいということになり、結果として、具体的に手に入るのは意味のないもの、ということになるからだ(おそらく)。手に入れてみたけれど、これは、あれじゃなかった。手に入れるこ…

いっぱんに、本はその価値に比べれば安いと思う。こういうのは個人の金銭感覚だから、一般解はないのだけれど。ところで、 The Making of the English Working Class (Penguin History) by E.P. Thompson, 3060円にたいして、『イングランド労働者階級の形成…