État

補遺

最後に付け加えておくと、たしかにクローンを使うことはあまり経済的にペイしません。なので経済的にペイさせようと思えば、市場に任せてしまうという手があります。あえてそういう選択はしなかったことはもう少し考えてもいいと思います。 * それもこれも…

寛容

東京都教育委員会は25日、都立高校の卒業・入学式で「君が代」斉唱時に起立しない生徒がいた学級の担任ら57人について、生徒への指導が不足していたとして厳重注意などの指導をすると発表した ふう。 今年の授業でロックを読むことにしたのは、これがあ…

きしくんとの会話

土曜日、福祉国家のもたらす拘束をどう考えるかについて、きしくんと話す。そこで言ったことは福祉国家の避けがたい付録として不自由であったのだが、そのかぎりでそれはネオリベとどう違うのか、という話だった。つまりそういうふうに考えることは、ある意…

覚え書き

法行為が生を対象とするかぎりで、その適用範囲がきわめて曖昧となる、という点に問題があるのであって、シュミットがミスリーディングであるのは、commissaireとmagistratの差異に固執するあまり、法学的問題(正当化の問題)に問題を限定してしまったから…

読んだ本

とりあえず J・ブライケン(村上淳一・石井紫郎訳)『ロ−マの共和制』山川出版社1984(原著Jochen Bleicken, "Die Verfassung der Romishen Republik", 1975) は読んだ。まあ通読するようなタイプの本じゃないね。勉強にはなったけど。どっかでメモを作って…